蜂の種類

春から秋にかけて、ハチに関する相談が多く寄せられます。蜂を見ただけで「怖い!」と過剰に反応してしまう方も多いと思いますが、蜂は巣に近づいたり巣を刺激しない限り、人を刺すことはありません。また飛んでいる蜂も手で払うような刺激を与えなければ刺されることはありませんが、被害に合わないように蜂対策・駆除のための知識を身に付けることは非常に重要です。

スズメバチ

スズメバチ

(ハチ目スズメバチ科に属する昆虫)

見た目
比較的大型である

性 格
攻撃性が高く、1匹の女王蜂を中心として組織を形成し、防衛のためには大型の動物をも襲撃する習性がある

蜂の中でも獰猛で危険度が高いのがスズメバチです。スズメバチは春先から秋にかけて活動し、春先には冬眠から目覚めた嬢王蜂が巣を作りはじめ、6月くらいになると働き蜂が羽化し始めます。そして8月から9月にかけて働き蜂の数はどんどん増えていき、それに伴って巣も巨大化していきます。秋口になると蜂の数が最大になり、繁殖期で攻撃性が高まるため、スズメバチの被害が急増します。この時期になると巣に近づくだけでも襲われてしまう事があり、巣の駆除は非常に危険な作業となります。

スズメバチは毒性が強い上に、獰猛で、巣に近づくと大群で攻撃してくることがあります。ミツバチやアシナガバチの場合は、自分から人を襲ってくるということは少ないのですが、スズメバチの場合は人が巣に近づくと見張り役の蜂が警戒音を出して、巣に危険が近づいている事を仲間のスズメバチに知らせます。そして、大群で一気に襲ってくることがあります。

被害に合わないようにするためには、とにかくスズメバチの巣には近づかないようにすることです。もしも知らずに巣に近づいてしまった場合には、静かにその場を離れることをお勧めします。大声を出したり走って逃げたりすると、動くものを追いかけるというスズメバチの習性を刺激してしまうので危ないです。

スズメバチは住宅の近くに巣を作る危険な種類なので、巣を発見したらできるだけ早く駆除する必要があります。夏になって巣が巨大化する前、春先に駆除してしまうのが一番いいので、この時期には家の周りを点検して、スズメバチの巣が出来てしまっていないかどうかを確認することが大事です。

スズメバチの特徴
  • 強力な毒を持つものが多く非常に危険だが、刺すのは雌だけです。
  • 攻撃性が高く危険です。決して刺激せず、弊社へ駆除を依頼してください。
  • 樹木の中や天井裏、戸袋などに大きなボール状の「しま模様」の巣を作ります。
  • 巣に近づく相手に対して威嚇をはじめる『警戒範囲』を持ちます。
  • 羽音は低く小型のセミほどの大きさです。
  • 体色はオレンジに黒のしま模様です。
  • 気温が低くなる秋頃、洗濯物の中に入りこんでいる場合もあるので注意して下さい。
スズメバチの習性

スズメバチは日本だけでも約15種類が生息しています。最も知られているのは最大の大きさを誇るオオスズメバチ、また、都会に適応しているキイロスズメバチかと思います。スズメバチは女王蜂と働き蜂という構成で社会を成しており、働き蜂は冬になる前に死んでしまいます。その後、温かくなった4月頃に冬眠から目覚めた女王蜂は、快適な場所に巣を作ります。冬眠から目覚めた女王蜂は弱っているので、かなりの刺激を与えなければ刺すことはありません。冬から春にかけてはスズメバチはおとなしく、人が刺される被害の少ない時期となっています。

スズメバチの危険性

スズメバチに刺されて死亡する事故が多いのは周知の事実で、ほとんどの場合は過剰な免疫反応を引き起こしています。これは「アレルギー性ショック死」であり、別名「アナフィラキシーショック」と呼ばれています。蜂に刺されて死亡した事故は大体がこの「ショック死」によるものです。嘔吐や呼吸困難、眩暈、顔面蒼白等の症状が出て、最悪の場合は死んでしまいます。もしハチに刺された際には、これらの症状が出ていないか確かめてください。刺されて30分後あたりから何らかの兆候が見られるはずです。また、その兆候が見える時間が早ければ早いほど危険と判断されています。異変を感じたら、すぐに病院で診療を受けて下さい。

アシナガバチ

アシナガバチ

(スズメバチ科アシナガバチ亜科に属するハチの総称)

見た目
細身で小型

性 格
スズメバチに比べておとなしく、巣にいたずらをして刺激したり、素手で触ろうとしなければ刺してはこない

アシナガバチは、スズメバチ科の蜂で生態はスズメバチによく似ている。巣の材料はスズメバチとほぼ同じで、スズメバチの巣は外皮が有るのに対しアシナガバチの巣はそれがない。性質はスズメバチに比べるとおとなしく、巣を刺激しなければ刺してくることはあまり無い。洗濯物に紛れ込んでいるアシナガバチに気づかず刺激して刺されるといったケースが多い。また刺された時の痛さはスズメバチより強いと言われている。

スズメバチの特徴
  • スズメバチに比べれば毒は弱く攻撃性は低いが、アナフィラキシーショックにより死亡することもある。刺されればスズメバチよりも痛いとも言われている
  • 家のヒサシの下などに灰色のジョウロの先やシャワーの先のような巣を作ります。
  • 低木の植栽の中に巣を作ることもよくあります。
  • 後ろ足を長く垂らしたようにフワフワ飛びます。
  • 体色は黄色(オレンジ)に黒のしま模様をしています。
アシナガバチの習性

女王蜂が単体で巣作りをしている時期には、特に攻撃性はありません。その後、働き蜂が羽化すると攻撃性は増し、活動が最盛する7月・8月にはアシナガハチによる被害が発生してしまいます。働き蜂が羽化して巣の規模が大きくなっていくのに比例し、女王蜂は外に出ることはなくなります。その代わり、働き蜂の攻撃性が増していくというわけです。また、繁殖期である8月~10月にかけて、アシナガバチは最も興奮しやすく凶暴となります。この時期の蜂は巣を守るために、巣に近づく物体に対して強い攻撃性を示す傾向にあります。

アシナガバチの危険性

毒はスズメバチに比べれば弱いが、アナフィラキシーショックにより死亡することもあります。過去にアシナガバチに刺されたことがある人は注意しなければなりません。蜂の毒に対してアレルギーがあるという人にとっては脅威です。また、刺された時にはスズメバチよりも痛いとも言われています。アレルギー反応を起こし「アナフィラキシーショック」を引き起こせば、嘔吐や呼吸困難、眩暈、顔面蒼白等の症状が出て、最悪の場合は死に至ります。蜂に刺されて、おかしいと感じたら、すぐに救急車を呼び病院へ急ぎましょう。

ミツバチ

ミツバチ

(ハチ目・ミツバチ科・ミツバチ属に属する昆虫の一群)

見た目
他の蜂と比べ体が小さい

性 格
おとなしく、手を出さなければ刺すことはめったにない

ミツバチは蜂の中では最もおとなしい種類で、自分から人を攻撃することは滅多にありません。ミツバチは、一度人を刺すと死んでしまいます。なので、よほどのことがない限りは攻撃してくることはなく、スズメバチのように必ず駆除が必要な蜂という訳ではありません。

ですが、ミツバチの巣は分かりづらい所にあり、庭の生け垣や植え込みの中、木の枝なんかによく巣を作っています。こういう見えづらい場所だと、うっかり足を踏み入れてしまったり、子供が遊んでいてミツバチの巣を刺激してしまうこともあるでしょう。普段は大人しいミツバチでも、自分の身に危険を感じたり、巣を壊されそうになったりすれば怒って攻撃してきます。

ミツバチは小さな蜂ですが、アナフィラキシーショックを起こす毒は持っています。こういったショック症状を引き起こすのは何もスズメバチやアシナガバチだけではありません。一度に何匹ものミツバチに刺されたりすると危険な状態になることも十分に考えられます。

ミツバチの特徴
  • 日本ではニホンミツバチ、セイヨウミツバチが飼育・養蜂されており、蜜の採取が行われている。また、ミツバチは刺すと死んでしまう。
  • 巣や分蜂(ぶんぽう)を刺激しなければ攻撃性の低い蜂ですが、屋根裏などに巣ができてしまった場合は、専門業者による駆除が必要です。
  • 新しい女王バチが誕生すると、古い女王が巣別れをし大群で移動します(分蜂)。
  • 分蜂は家屋の壁や庭先などにハチの大群が突然現れるために人を驚かせますが、通常数日間で飛んでいってしまいます。
  • 全体に毛が生え、丸っこい蜂です。
  • 体色は黄色と黒です。
  • 家屋・アパートの屋根裏や床下に通気孔から入り込んで巣を作る場合もあります。通気孔は細かいネットを被せるなどして蜂の侵入を防いでください。
ミツバチの習性

その名の通り、花の蜜を採集して、巣に蜜を持ち帰ります。そのため、他の蜂とは異なり、人によって意図的に養蜂が行われるなど人類にとって有益な昆虫といえます。(ハチによる生産物の例:蜂蜜、蜜蝋、プロポリス、ローヤルゼリー、花粉など)また、比較的おとなしい性格で蜂自身や巣に危害を加えなければ刺してくることはありません。

ミツバチの危険性

ミツバチは上記で述べている通り、滅多に刺してくることはありません。しかし、知らないうちに民家の中に巣を繁殖させ、知らず知らずにミツバチが危険と感じる範囲に入ってしまうことがあります。そうなると、ミツバチによる一斉攻撃を受けてしまったり、刺された毒に反応し、アナフィラキシーショックを起こしてしまうかもしれません。生活圏内でそのようなことが起こってしまうと、日々の生活を穏やかに過ごすことができなくなってしまいますので、他の蜂に比べておとなしいミツバチですが、ミツバチだからといって油断しすぎるのはやめた方が良いかと思います。また、巣が大きくなると、巣に蓄えられた蜜が天井や壁などから部屋の中に染み出してくることもあります。その蜜の匂いに誘われて、ゴキブリやアリのような生活害虫が家に住み着いてしまう危険性も考えられます。

蜂への防御対策法

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